爪噛み癖が大人になっても続いた私の心境、克服・再発の道のり

以前書いた

「爪噛み癖のある大人の心理や治し方いろいろ予防のためにしてる事」

という記事

こんな癖があって悩んでいる人が

たまに見てくれたらいいな~くらいで

そもそもこんな悩み持ってるの私だけじゃないの!?

って思っていたら、

予想外にたくさんの方に読んでもらえて、

大人になっても爪を噛んでしまう

同じ悩みを抱えている方が

いるんだなって思いました。

これを読んでるあなただけじゃない!

同じ悩みを持っている人はたくさんいる!

今回はこの黒歴史と

心の叫びを赤裸々に語ってみたいと思います。

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爪噛みが大人になっても続いた私

もの心ついた時にはすでに爪噛み癖があって、

みんな指しゃぶりとか爪噛みがなくなってるから

いずれ自分もなくなるだろうと思いながら

爪を噛んでいた私。

しかし

いつも噛んでいたので、爪は短いまま。

爪切りなんて使ったことがない状態。

小学校高学年にもなると周りのコとの違いもわかるようになり、

なんで親は爪噛みをやめるように

しつけてくれなかったんだろうって

親に責任転嫁するも爪はちんちくりんのまま。

いまだに3歳とか5歳とかのうちにやめさせてくれればって

恨むわー。

爪だけじゃなく、甘皮部分や爪の周りの皮膚も

シャーペンの先など尖ったものでちぎることまでして

血がにじんで痛いのにそれでもやめられないんですね。

ささくれはめくれ、血が出て、

爪は短いし、表面もぼこぼこして変形してる。

見た目も悪いし、痛い。

それなのに!

それでも!

もう気が付けば、それこそ無心で噛んでいる。

爪や指先を噛んでいる時こそ、

無の境地だったんですよ。

爪噛みがひどい場合は自傷行為って言われるけど、

死にたいって思うより、

精神を安定させるためのものだったと思うんです。

爪噛みがひどい、やめられないのは

無意識に爪を噛み

その刺激で脳内に発生する快楽物質が、

溜まりきってしまったストレスを緩和してくれるため

だと言われてます。


そうコレコレ。こんな感じ。

快楽物質が出てる感じだったんです。

爪噛み依存症。

まるでヤク中のジャンキーじゃないかって思う。

ストレスを緩和してくれるだろう(思い込み)爪噛み

  

噛み続ける

  

みすぼらしく醜くなった指先にストレスを感じる
  

噛み続ける

もう無限ループですよ。

中学生や高校生になったら、

おしゃれにも興味が出てくるし、

かわいいとかきれいとかの基準も出来上がってくるのに、

相変わらず爪噛み癖が抜けない私。

恥ずかしいから指先なんてだせないんですよね。

手を握って指先を隠すとか、机の下に隠している。

隠したままにしておけばいいのに、

気づくと

爪や指先を噛んでいるという・・・

指先を出すことにも抵抗があるし

恥ずかしさから、誰にも相談できないんですよね。

身近に爪を噛む癖に悩んでいる人とか

過去にそうだった人がいない場合は特に。

こんなの、じぶんだけだって思ってしまって

疎外感や孤独感モリモリです。


実はこれはまだマシな状態で、
もっと爪も短くささくれがあり、血がにじんでたり
(;´д`)トホホな状態でした。

この頃の写真が残っていたら、

ひどい有様をお見せできたのにな~。

残っていないし、

って、そもそも、そんなもの写真に残したくない。

今思えば、ショック療法の一環として

1番ひどい状態を写真に残しておいて

思い出の1ページにしたら、よかったなとも思います。

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爪噛み癖克服のために

テープや絆創膏を貼ってみた

噛み過ぎて痛くなった時に

ひどい指に絆創膏を貼ってみるも、

その分他の指、爪を噛んでしまって

絆創膏を貼っていない

指先が悲惨な状態になってました。

特定の指だけ爪噛み癖がある場合は

効果があるでしょうけど、

ずっと絆創膏を貼り続けているのは

手洗いの際に絆創膏が濡れたままになってしまうので

衛生的にもちょっと心配です。

濡れた絆創膏でふやけてしまった指先ってのも

「噛みたい」衝動を助長する気がしました。

爪噛み抑制剤を使ってみた

「バイターストップ」や「ビターネイル 」の

苦味成分で爪かみを抑制するというものも使っていました。

 

これ、ほんとにニガイんですよ。

爪噛み抑制剤を塗った爪を

口に入れると

すっぱいグレープフルーツの皮をまるかぶりしてるような

感じになって、

無意識に指を口元に持っていった時に

あ!いけない!いけない!と意識するようになって、

指を口元に持っていく頻度が少なくなったんです!

でもね、

そのあともずっと口の中に残るんです、強烈な苦みが。

それがイヤになって塗るのをやめてしまったら、

また爪噛み癖が復活してしまったのです。

「バイターストップ」や「ビターネイル 」の

商品レビューで「爪噛み癖が治った!」とか

「もっと早くに使っていれば・・・」とか

いっぱい書いてあって、

私もこれで治るんだ!

みたいな期待度が高かったんですよね。

それなのに、爪噛み癖が復活してしまった時の

あの自己嫌悪ったら、もう・・・=3

本当に「癖」というには癖が付きすぎ、

「依存症」レベルには付け焼き刃、

焼け石に水。

このガンコな爪噛み癖なんとかしてくれ!

そんな思いをどこかにぶちまけたかったです。

ネイルサロンの深爪矯正に通う前に

もう気合いと自分本願で治そうと思っていても

失敗ばかりの自信喪失と短い爪のコンプレックスの塊。

もうずっとこのまま爪噛み癖が治らないんじゃないかっていう

不安ばかりなんですよ。

もう他力本願しかない!

ネイルサロンでどうにかしてもらおう!

って思いつくんだけど、

ネイルサロンってキラキラしてて、

かわいい綺麗なオンナのコ限定。

アンタ立ち入り領域じゃないしぃ~って

言われそうで

(かなりの思い込みですが。)

敷居が高く感じて、なかなか予約の電話とかも

できなかったんですね。

もう1、2日迷ったとかじゃなくて

「ネイルサロンで深爪矯正」って思いついてから

半年はたってたんです。

それくらい人に見せるのも恥ずかしくて

抵抗があって・・・。

でも、

一生このままでいるつもり?って思いと天秤にかけて

私はようやくようやく半年後に

ネイルサロンの敷居をまたぐわけです。

勇気を出してネイルサロンに行ってみたら

口から心臓が飛び出るかと思うほど、

ドキドキしてネイルサロンに。

爪は噛み過ぎで指の半分くらいまでしかなくて、

ささくれも無理やり取り過ぎて、

ボロボロの状態の指先。

手を出すのも恥ずかしいんだけど、

出さなきゃ始まらない。

「噛み癖が治らなくって恥ずかしいんです。」と言って

恐る恐る手をネイリストさんに見せると

軽いノリで

「あ~、結構いらっしゃいますよ!」

あっさり、拍子抜け。

3~4回くらい繰り返しスカルプやジェルで長さと強度を

出して、噛まないようにして、自爪を育てていくというもの。

ただ、ネイリストさん曰く、

「長年の癖ですから、1か月、2か月でいままでの癖が
まったくなくなるわけではないので、
今後も気をつけなきゃいけませんよ~」

「気長にやっていきましょうね!」

と言ってくれて、

今まで、誰にも言えなかったことを理解してもらえたのが
うれしくって。

施術後のツヤツヤした指先が別人みたいで

見てるとうれしくなって何度も見てました。

顔や髪って鏡を映して初めて自分自身わかるんだけど、

指先って鏡がなくても24時間四六時中視界に入る場所だから、

状態が悪いときはすっごく気になるし、

状態がいいときはうっとり。

4回3か月ほど自爪の表面にスカルプをつけて

その間噛めない状態にしてたら、

爪が伸びて

指先のピンク色の部分の面積も大きくなってる!!!

 

すごい、すごい!

これであとは噛まないように気を付けたらいいだけ。

と喜んだもつかの間。

自爪の表面にスカルプをつけていなかったら、

また無意識に口元に指先を持っていってて、

往年の噛み癖がーーーーーー。

ネイリストさんが最初に言ってくれた

長年の癖ですから、癖がまったくなくなるわけではない

が頭の中でリフレイン。

爪噛み癖の再発です。

ネイルサロンに出戻りです。

この時もなんで、治らないんだろ?

こんな癖治せないなんて意志が弱いのかな?

”普通”にもなれないなんて。

と自己嫌悪と自己非難で自分を責めてしまってたら、

「噛んじゃったら、仕方ないですよ。」

「また仕切り直してがんばりましょ」

「こうやってる間にも爪は伸びてますから大丈夫ですよ」

「長年の癖なんだからって割り切って、粘っていきましょ~」

って言ってくれて、
涙(つД`)。

根気よく付き合ってくれたネイリストさんに感謝です。

この時の励ましがうれしくって

同じ悩みを持っている人の心にも届いたらいいなって思います。

そうなんですよね。

長年の癖が数回の施術だけじゃまったくなくならないわけで。

でも、そこで諦めると今までの自分のままで。

たとえ、爪噛み癖がうっかり再発してしまっても、

また気持ちを新たに再スタートしたらいいわけで。

自分を責めてもまたそれがストレスになって爪噛み癖になって
しまうもの。

もう1回チャレンジ~♪と軽~く気持ちを切り替えて

何回でも挑戦したっていいんです!

かく言う私も、深爪矯正をしてから、

もう10年はたっているんですが、

ささくれができてしまった時は

未だにこの癖が顔を出しそうになり、

いかんいかん!仕切り直し。仕切り直しと

呪文のように唱えています。


ささくれが気になってひっぱって、

さらにささくれが大きくなってしまった図

指先が気になってしょうがない・・・。

こんな時、気になって口元に指を持っていこうとするので

早めに甘皮ニッパーで切ります。

ささくれをむしり取って、

そこのでこぼこが気になり噛み癖が再発する予防になります。

まとめ

長年の癖を直すことは一朝一夕にはいかないけど、

うっかり爪噛みしてしまっても

長年の癖が残ってるだけ。と自分を責めずに

さっきは噛みたい状態だったんだな。と認めてあげて、

気長に粘り強くあきらめずに

再度チャレンジ!でがんばりましょ。

半年後や8か月後には

別人のような指先のあなたの手が視界で輝いてますよ♥

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