1995年に開館、
2019年6月リニューアルオープンと
比較的新しい豊田市美術館。
かつて挙母（ころも）城のあった
高台の一角に建設され
建築家・谷口吉生の設計による美術館です。
庭園はアメリカのランドスケープ・アーキテクト、
ピーター・ウォーカーによるもので
作品以外にも建築と庭園を含めた
美術館全体が楽しめる美しい場所でした。
豊田市美術館ってどんなところ？
20世紀美術とデザインの収蔵や現代美術の企画展が多く、
身近に感じる展覧会が催されています。
美術館とは、建築の外部から内部にいたるまで、
作品と出会う感動を求めて辿る旅のための装置である
豊田市美術館を設計した建築家・谷口吉生の
言葉通り、
作品に会う過程までもすでに美術品のようであり
庭園もアメリカのランドスケープ・アーキテクト、
ピーター・ウォーカーの作品でもあります。
開放的な美術館内部で移動経路の階段途中にあっても
展示を見渡せる設計であるそうです。
ガラスの大きさや透明感で
美術館の外の風景や市街地が望め
谷口吉生氏の「直線」と「間」を駆使した設計は
広く開放感があり気持ちもゆったりできます。
閉所恐怖症の私には
圧迫感を感じさせない半透明の仕切りや
吹き抜けや天井までのガラス窓、
心地いい空間でした。
高橋節郎館
豊田市美術館2階に「高橋節郎館」が
あります。
漆芸家の高橋節郎氏より
多数の作品が豊田市に寄贈された作品が
展示されています。
鎗金の屏風やパネルの作品のほか
高橋氏が漆芸と並行して制作している
墨彩画や漆版画も展示しています。
また、グランドピアノやハープ、フルートに
金銀の装飾を施した作品も。
美術館観覧券で高橋節郎館も鑑賞できます
外の鏡
撮影スポットになってました！
館外にも大きなオブジェがいくつもあります。
ゆっくり鑑賞時間が取れる方は庭園の散歩も
楽しめます♪
豊田市美術館の概要
開館時間 ：10:00～17:30（入場は17:00まで）
休 館 日 ：月曜日（祝日除く）
企画展に準ずる。
展示替休館： 2019.07.01(月) ～ 07.22(月)
10.15(火) ～ 11.22(金)
2020.02.24(月) ～03.19(木)
観覧料
常設展（髙橋節郎館含む）
一般 300円（250円）
高校・大学生 200円（150円）
中学生以下 無 料
※企画展・常設特別展の鑑賞は別途鑑賞券が必要。
障がい者手帳を持っている方と
介添人1名も無料になります（要証明）
会員割引
会員カードの提示で当日料金が100円引きになります。
・t-FACE CLUB会員
・豊田市高齢者クラブ会員
・豊田市消防団員
・ミュージアムぐるっとパス会員
会員の方は受付でカードの提示を忘れずにね。
豊田市美術館年間パスポート
豊田市美術館の年間パスポート作れば
豊田市美術館主催の展覧会が
1年間無料になります。
豊田市美術館年間パスポート
1枚（1人分） 3,000円
発行当日から使用可能で
1年間すべての展覧会に有効で
2回展示会に来たら元が取れてしまうので
豊田市美術館に足繁く通う方はお得です
パスポート特典
同伴者割引
一緒に来館した方の観覧料が団体割引になる
レストラン
注文時に年間パスポートを提示すると
小菓子をプレゼント
ミュージアムショップ
図録や500円以上買うとプチギフトがもらえる
その他に
・豊田市郷土資料館・豊田市民芸館の入館料が100円引き
・愛知県内の美術館が団体料金に割引
・フレンチレストラン『壺中天』のコース料金5％引き
・猿股温泉の割合
などがあります。
豊田市美術館の設備いろいろ
豊田市美術館のレストラン
豊田市美術館のレストラン ル・ミュゼ 味遊是は
名古屋で有名なミシュラン1つ星の
フレンチ『壺中天』上井克輔さん
監修のお店。
美術館２階にあり、
テラスや大池、オブジェ市街地を一望しながら
ランチやスィーツが楽しめまよ。
豊田市美術館の茶室
レストラン ル・ミュゼ 味遊是も人気ですが、
豊田市美術館には茶室「童子苑」もあります。
茶室の建物の設計も美術館同様、
谷口吉生氏が手掛けています。
美術館で和のカフェタイムを楽しみたい方に。
立礼（りゅうれい）席で
テーブルと椅子でお茶をいただけるところです。
正座をしたり、履物を脱いだりしなくていいので、
「お茶」に慣れていない方も安心です。
呈茶時間 ：11:00～16:00
呈茶料金 ：一服 350円（お菓子付）
ミュージアムショップ
美術館の観覧券を持っていなくても利用できます。
こちらのミュージアムショップ、
展示会関連の商品以外にも
デザイン性のある”いつもと違う”グッズがたくさん。
書籍類も豊富に揃っていて
買いそびれたあの本が見つかるかも。
ライブラリー
休憩を兼ねながら自由に
美術書を読むこともできて
さながら、小さい図書館のようです。
充電コーナー
1階にはスマホ充電ができるコーナーがあります。
建造物や常設展示は写真撮影OKで
スマホのカメラを使う事、多々。
撮影禁止の企画展を鑑賞している間、
スマホ充電時間に有効利用できます。
コインロッカー
１階2階に100円返却式のコインロッカーがあります。
荷物が多い方や、肩こり症な方は
重たい荷物をロッカーに預けて
貴重品をミニバックなどに入れ替え、
身軽になってゆっくり鑑賞すると
いいですよ～！
授乳室
1階のトイレのそばに授乳室も完備。
授乳室とてもきれいで設備も整っていましたよ。
個室（オムツ交換台あり） 2室
個室でオムツ交換台があるのって、当たり前だけど、
給湯設備まであるところはなかなかないんですよね。
豊田市美術館は給湯機洗面台も完備されていました。
授乳室もよくあるカーテンでの仕切りではなく
完全個室になっています。
赤ちゃん連れでも安心。
個室なのでパパさんも同室可能です。
ベビーカー・車椅子の貸出もあります。
ミュージアムマーケット
豊田市美術館では敷地内にある庭で、
不定期に「ミュージアムマーケット」が
開催されています。
期間限定のワークショップや、
キッチンカーが来ていて
スイーツやベーカリーなどを楽しむことができます。
豊田市美術館 アクセス
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
Tel：0565-34-6610
電 車
名古屋駅より
約60分
●地下鉄名城線栄駅から上前津駅へ
上前津駅で
地下鉄鶴舞線・名鉄豊田線に乗り換え
終点 「豊田市駅」 下車
●地下鉄東山線伏見駅へ
伏見駅から
地下鉄鶴舞線・名鉄豊田線に乗り換え
終点 「豊田市駅」 下車
●名鉄名古屋本線豊橋行き｢知立｣乗換え
名鉄三河線猿投行き｢豊田市｣下車
最寄駅より
徒歩 約15分
豊橋駅より
電車 ： 約60分
名鉄名古屋本線名鉄岐阜行き
または新鵜沼行き｢知立｣乗り換え
名鉄三河線猿投行き｢豊田市｣下車
最寄駅より
徒歩 ： 約15分
バ ス
名古屋駅より
約60分
名鉄バスセンター（JR名古屋駅前、名鉄百貨店メンズ館4F）乗車
豊田市及び五ケ丘ニュータウン行き｢美術館北｣下車
徒歩8分で豊田市美術館へ
「豊田市駅」から歩いていて、
豊田市美術館到着寸前で
この坂！
傾斜12度の坂でかなりの上がり坂。
下りはこんな感じです。
足が不自由・膝や関節がツラい、体力に自信がない方は
バスかタクシーの利用がおすすめです。
※シャトルバスは企画展によって
運行されている時もありますが、
なかなか頻繁に運行されないのが現状のようです
美術館前の急勾配の坂を登らずに美術館に行くのは
すこし遠回りになりますが、
市民文化会館方面に戻って
美術館の駐車場を通り抜ければ美術館正面に行けます。
豊田市駅からのバス
豊田市駅 西口・松坂屋前
3番のりば
「赤池前」「聖心寮前」行き乗車
↓8分
「美術館北」で下車
↓徒歩5分 450ｍ
豊田市美術館
豊田市駅からタクシー
豊田市駅から豊田市美術館までのタクシー料金
730 円～820円くらい
所要時間 約5分ほど
自動車
●東名高速道路 豊田ICより約15分
●東海環状自動車道 豊田松平ICより約15分
●伊勢湾岸自動車道 豊田東ICより約20分
豊田市美術館の駐車場
一般駐車場（乗用車、二輪、自転車、バス）
料 金： 無 料
乗用車250台、バス7台収容可。
かなり広い駐車場。
電気自動車の充電もできる駐車場です。
ただ、人気のある企画展の際は
臨時駐車場もありますが、
駐車場の空待ちだけで
２時間、３時間とかかるそうですので
なるべく公共交通機関するか
フリーパーキングを利用するのが
賢明です。
フリーパーキングでは提携の店舗・施設でのお買い物をすると
加盟駐車場が３時間OR５時間無料になります。
