「軽井沢の鹿鳴館」と言われた木造純西洋式の
「旧三笠ホテル」。
国の重要文化財にも指定されている明治後期の建築物で
今でも瀟洒な佇まいで当時の調度品などが綺麗に
保存されていて、
軽井沢の代表的観光スポットでもあり
三笠ホテルへと続く三笠通りは
秋には紅葉のトンネルとなり
紅葉の人気スポットでもあります。
旧三笠ホテルの開館時間やアクセス方法、
公共交通機関を使ってのアクセスや
お得な入館券について紹介します。
旧三笠ホテルの開館時間・休館日・入館料
【開館時間】9時 ~ 17時
入館は16時30分まで
【休 館 日 】年末年始
保存補修工事で2019年12月末より休館予定
紅葉ライトアップ 特別夜間開場
紅葉時期は通常よりも遅くまで開館、
ライトアップされ、
いつもと違う旧三笠ホテルの姿を見ることができます。
【紅葉ライトアップ期間】
2013/10/18(金)~10/27(日)
【開館時間】日没~20時
入館は19時30分まで
入館料
大 人 400円 (団体300円)
子ども 200円 (団体150円)
乳幼児 無 料
※団体は20名以上
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を
保持する方とその介添者(1名)は手帳提示で
無料になります。
文化施設6館共通券
文化施設6館共通券を利用すれば割引価格になります。
6施設のチケットがセットになっている共通券です。
対象の施設を2つ以上訪れる予定なら
こちらを利用するとお得ですよ!
対象施設は以下の6館です。
・歴史民俗資料館
・市村記念館
・追分宿郷土館
・堀辰雄文学記念館
・(旧)軽井沢駅舎記念館
大 人 600円 (500円)
小中学生 300円 (250円)
有効期間 購入日から1ヶ月
冬季11/16~3/31は2施設が休館のため
()内の金額となります。
購入場所
文化施設6館共通券は
各施設で購入することが出来ます。
旧三笠ホテルの見学
三笠ホテルっていうから泊まれたり、
お茶ができるもんだと思っていたら、
重要文化財の見学のみなんですね。
(万平ホテルとかと同じだと思ってた・・・)
1905年に建築の旧三笠ホテル。
三笠通りから進むと右手に
高い木々に囲まれて、白い窓枠とレンガ色の屋根の
瀟洒な建物が見えてきます。
見学料を入り口で支払います。
支払った後、玄関に入り、建物が傷まないよう、
専用のスリッパに履き替えます。
靴は備え付けの袋に入れてホテルの中を見学します。
「展示室」「ロビー」「2階客室」「1階客室」の
順に見学。
復元した家具などもありますが、
当時のまま残されている建築物や家具建具もあり
三笠ホテルの歴史をひしひしと感じます。
当時の金額を現在の金額換算すると
一泊20万円以上というホテル。
今でも、高級感が漂ってますが、
ホテルとして営業していた時は
もっとゴージャスだったんだろうなぁ~。
レトロでロマンティックな雰囲気も
古き良き軽井沢といった感じ♪
実際に座って体験できる応接室もあり、
ソファーで座って記念撮影ができるようになっています。
明治時代のバスタブにしては
最先端だったんだろうな~。
ネコ足のバスタブって、今でも乙女の憧れよね。
当時の宿泊者名簿には美智子上皇后さまの
旧姓の正田美智子さんのお名前で
記されていますので、探して見ては
いかがでしょう。
旧三笠ホテルの見学所要時間
館内見て回るには
30分~1時間程度あれば十分だと思います。
旧軽井沢ロータリーから、
旧三笠ホテルに続く道が三笠通り。
三笠通りは「新日本街路樹百景」にも選ばれていて、
約2kmの美しいカラマツ並木道の三笠通りを歩いて
並木道の木漏れ日や秋の紅葉のトンネルを
楽しむ場合はもう少し時間に余裕を持ってくださいね。
旧三笠ホテルへのアクセス
所在地:
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1339-342
TEL 0267-42-7072(旧三笠ホテル)
最寄り駅は軽井沢駅になります。
徒歩でのアクセス
旧軽井沢から三笠通りを白糸の滝方面に向かって
徒歩30分ほど。
レンタサイクル利用で
軽井沢駅から30分位で着きます。
並木通りをひたすらまっすぐこいで行くと到着します。
自転車で行くには、行きは急ではありませんが
ゆるやかな坂が続いてますので、
ここはがんばってください!
帰りは長い下り坂なので、楽ちんです。
旧三笠ホテル入り口横には、自転車置き場があります。
路線バスでのアクセス
軽井沢駅
北口バス停2番線
「草津温泉」行 乗車
↓ 約8分 運賃270円
バス停「三笠」下車
↓
徒歩3分
この路線で「白糸の滝」に行くこともできます。
1時間に1本か2本しか運行されていないので
バスを降りた際に
帰りのバス時間をチェックしておきましょう。
シャトルバスでのアクセス
軽井沢駅から旧軽井沢駅までのシャトルバスが
期間限定で運行されています。
旧軽ロータリー前で降ろされるので、
下車後、三笠通りに沿って歩いていけば着きます。
運行日
4/20・4/21
5/7~7/7までの土日祝日
8/21~11/4までの土日祝日
4/27~5/6、7/13~8/25
運賃
大人:150円 小人:100円
乗り場
軽井沢駅 南口バス停
もしくは
軽井沢駅 北口バス停2番線
バス運行時間によって乗り場が
北口・南口変わりますので駅で確認してください。
タクシーでのアクセス
旧軽井沢・白糸の滝方面へタクシーで約10分
タクシー料金 1500円ほど。
※道路事情により、料金が前後する場合があります。
車でのアクセス
上信越道碓井軽井沢IC
↓ 13.2km(約20分)
県道92・43・133号を経て約20分
旧三笠ホテル駐車場
駐車場はホテルを通り過ぎて
左手200メートルほど離れた場所に
無料の専用駐車場があります。
30台ほど収容可能です。
足腰が悪い方がいる場合は、
先にホテル前で降ろしてから
駐車場に向かう方がいいですね。
旧軽井沢から白糸ハイランドウェイを通って
白糸の滝に行く際に寄れます。
旧三笠ホテルも観光コースに組み込んでみてくださいね!
ちょっとひとこと
スリッパに履き替えないといけないため
秋から冬場にかけては館内は寒く、
足元も冷えますので、
冷え性の人は厚手の靴下を持って行く方が
いいかもしれません。
三笠ホテルカレーで当時の味を楽しむこともできます。
カレーは旧軽のお土産屋さんに売っていますし、
旧三笠ホテルから駐車場に向かう途中に
お茶屋さんがあって、
カレーパンとして売っていますよ♪