喪中メール、返事は不要ってなってるけどどうなの?
年末に近づき喪中メールが届いた!
年始の挨拶を遠慮します。
「返事不要」と明記されていても、
本当に返信しなくてもいいの?
それは受け取った相手に
気を使わせないようにするお心遣いです。
…ですが、そのお心遣いに甘えずに
喪中メールを受け取ったら
読んだことを知らせるためにも
返信した方がスマートです!
喪中メールの返事、送るのはいつ?
喪中はがきであれば、受け取ってから松の内(1月7日)以降に
寒中見舞いで返事するのが慣例ですが、
メールという性質上、
返信を遅らせるのはマナーとしてよくはありません。
メールで喪中の知らせが届いた場合、
できるだけ早く簡単な返事をしておいた方が良いでしょう。
メールでご連絡頂いたことのお礼や
お悔やみの言葉を伝えてあげた方が
相手への気遣いにもなるでしょう。
メールを送った後に
もし相手方の生活パターンを知っているようなら
忙しくしていそうな時間を避けて
電話で改めてお悔やみを伝えるのもよいでしょう。
喪中メールの返事を送る際のマナーと文例を紹介
日ごろの会話をするようにメールを送ってしまうと、
悲しみを少しでも和らげてあげたいと思って書いたはずなのに、
逆に悲しみを一層深めてしまうこともあります。
お悔やみメールを送るときには、普段よりも丁寧な言葉で
相手の心境に十分配慮した言葉選びや伝え方が必要です。
マナー
仲の良い関係でも敬語や丁寧語を使う
突然の不幸を聞いて→突然のご不幸を伺って
祖父→ご祖父様、おじい様 祖母→ ご祖母様、おばあ様
父→ ご尊父様、お父様、父上様 母→ご母堂様、お母様、母上様
夫→ご主人様、旦那様 妻→奥様、御奥様、奥方様
息子→ご子息様、ご令息様 娘→ご令嬢様
不幸がくり返されることを連想させるような「くり返し言葉」はNG
・いろいろ、わざわざ、たびたび、しばしば、重ね重ね、再び
「追伸」も後を追うと連想させてしまうので使わない
・去る、滅ぶ、切れる、離れる、降りる、消す、別れる、忙しい
など不吉や不幸を連想させるような忌み言葉は避ける
絵文字や記号はNGです。
機種依存文字も、
文字化けする場合があるので、
使わないようにしましょう。
文 例
穏やかな新年を迎えられますことを心よりお祈り申し上げます。
くれぐれもご自愛ください。
略式ながらメールにてお悔やみ申し上げます。
寒くなるので身体に気をつけてお過ごしください。
無理をされていないか心配です
何かあったらいつでも連絡くださいね。
どうか、気を落とさず、お身体に気をつけてください。
※「よいお年をお迎えください」は
過去ではなく新しい年に向かっての言葉とされており
喪中の方への慰めにもなり問題ないそうです。
喪中メールの返事まとめ
メールでの喪に関する絶対のルールはありませんので、
相手を思って気持ちのよいコミュニケーションを
心がけると良いですね。
喪中メールは親しい方のみに出されている方がほとんどです。
気心知れた方のお気持ちに寄り添ったお返事になる
参考になれば幸いです。
喪中はがきの返事は?寒中見舞いは?すでに年賀ハガキを出した場合は?