書初め
それは恒例の冬休みのメイン宿題。
慣れない大きな紙と格闘しながら、
残りの書初め用紙があと何枚残ってるか
ハラハラしながら書いてたわ~=3
残りの枚数にスリルを感じるお正月ってイヤーーー!
そこで、ちょっとしたコツや本番でハラハラしないための
練習方法をまとめてみました。
書き初めを上手く書く筆の正しい持ち方は
書道における筆の正しい持ち方
ボールペンや鉛筆は筆を寝かせ
だいたい45度くらいで書いていますが、
書道では筆をまっすぐ立てたまま書ます。
大 筆
親指・人さし指・なか指の3本で筆を持ち
くすり指を添える持ち方です。
小 筆
親指・人差し指の2本の指で筆をもち、中指を添える持ち方です。
鉛筆の持ち方に似てるよ。
筆を持つ位置
筆を持つ位置にも意識してみよう!
鉛筆を持つように穂先(筆先)の方を持ってしまうと
筆を動かしにくく、のびのびとした字が書きにくくなります。
筆の真ん中あたりを持つようにしよう!
疲れないコツ
手首はまっすぐ。
指の力を抜き、ひじを高く上げます。
手首を曲げてしまうと、疲れやすくなるんだよ。
手首だけを動かし字を書いてしまうと
のびのびした字が書きづらくなるという事も。
手首はまっすぐに肩とひじを動かして
指先を動かすのではなく
体を動かすように字を書くように意識してみよう。
書き初めを上手く書く練習のコツ
練習方法
バランスを見てみよう
文字のバランスを取るために
書く文字数に応じてお手本と半紙を軽く折ります。
二文字なら半分に
四文字なら半分の半分に折る。といった具合です。
お手本を折った時に折り目から
はみ出ている漢字がある場合は
その漢字は少し大きく書いた方が
バランスが良いということだよ。
なぞってみよう
まずお手本をコピーして練習用半紙の下に敷き
上からなぞって同じように書いてみてください。
文字の大きさやバランス、線の太さなどを掴んでいきます。
チェックポイント
始筆(始まり)は45度になるように意識する
とめ・はね・はらいを意識する
横線はほんの少し右上がりに
縦線は真っ直ぐ垂直に
縦の線は太めに書き、横の線は細めに書く
線と線の間隔、空間を揃える
本 番
上手く書けるようになったら、さあ本番!
がんばれ!
折り目のない半紙に思いっきり書いてみよう!
半紙の下3cmくらい余白を残すようにすると
離れて見た時にバランスがよく上手にみえるよ。
※ 漢字とひらがながある場合は
ひらがなをこころもち小さめに書きましょう。
書き初めを評価する際はある程度離れて見て評価するので、
文字を太く大きく書くと見栄えしますよ。
書き初めの名前も上手く書くコツ
せっかく大きくのびのびとした字が書けたのに、
名前が小さかったり、出来がいまいちだったら
がっかりだよね!
名前もしっかり練習して、文字の大きさの感覚を掴んでみよう!
簡単お名前練習用フォーマットの作り方
1:練習用半紙を半分に折る。
2:さらに3等分に折ります。
半紙を広げると横に6等分に折れて、短冊状になります。
名前の練習にぴったりです。
ね!簡単にたくさん練習できるでしょ!
お名前はパパやママが君が生まれて初めてくれた
プレゼントなんだよ。
だから、上手に書こうね♪
名前を書く時に墨が乾いていないところに
手をついて汚してしまうともったいない!
名前を書くときは汚れていない半紙を題字に乗せて、
その半紙のまっすぐなラインを参考に
名前を書くと汚れずに上手に書けるよ。
書き初め上手く書くコツのまとめ
新しい年の最初の関門「書初め」。
ユウウツでしかたなかった思い出しかない。
このページをン十年前の自分にみせてあげたい。
果てしないネットの世界からこのページを
見つけてくれた君には厄介な関門をクリアして
清々しく残りの冬休みを楽しんでほしい。
この記事を読んでくれたパパさん、ママさん
上手く書くとこも大事だけど
のびのびと書かせてあげてほしい。
のびのびできると、夢中になり驚くような力を
発揮する。…かもしれない。
まずは墨遊びのつもりで思い思いに書くのを
見守ってあげてください。