日本三名園のひとつ、兼六園は
秋の紅葉人気スポットでもあります。
秋の兼六園では紅葉ライトアップや雪吊り作業、
なんと桜まで見ることができるのです。
秋の兼六園の見どころやライトアップ
無料開放、空いている時間帯について
ご紹介しますので、金沢紅葉散策に
ぜひどうぞ♪
兼六園の紅葉の見頃時期や見どころ
紅葉の見頃時期
11月上旬から色づき始め
11月上旬~11月下旬が見ごろ時期になります。
兼六園 秋の見どころ
兼六園をうろうろしてるだけでも、
そこそこ紅葉は見れます。
兼六園の紅葉をピンポイントに見たい!という方は
この6か所を抑えておけばバッチリです!
唐崎松(からさきのまつ) 徽軫灯籠(ことじとうろう) 栄螺山(さざえやま) 瓢池 (ひさごいけ) 山崎山(やまざきやま)
霞ヶ池(かすみがいけ)
霞ヶ池(かすみがいけ)
兼六園のほぼ中心部に位置する
園内で最も大きな池。
栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、
唐崎松、蓬莱島などの名勝が
この霞ヶ池の周辺に配されていて
四季折々眺めが楽しめます。
徽軫灯籠(ことじとうろう)
©金沢市
かたわらのモミジの古木、
曲水に架かる虹橋がセットになって
テレビやガイドブックであまりにも有名な
徽軫灯籠(ことじとうろう)。
想像よりも小さくって、あれっ???と
なってしまいますが、
いつも撮影順番待ちになっています。
瓢池 (ひさごいけ)
瓢池 (ひさごいけ)周辺には
紅葉する木々が多く植えられており、
霞ヶ池から流れ落ちる高さ6.6m、幅1.6mの
翠滝(みどりたき)や
瓢池の水辺に見える紅葉が美しい場所です。
栄螺山(さざえやま)
栄螺山(さざえやま)に上がって
霞ヶ池を眺めると湖面に映る紅葉が
キレイでこちらの場所も
絶好の撮影スポットですよ!
山崎山(やまざきやま)
兼六園でも奥まった所(小立野口近く)に
位置しているので忘れがちですが、
楓、ケヤキ、橡などの落葉広葉樹が
数多く植えられていてます。
別名「もみじ山」と呼ばれる
紅葉シーズンには欠かせられないスポット。
山頂への途中には五重塔、
山頂には御亭(おちん)と呼ばれる休憩所があります。
秋の兼六園の紅葉以外にも見どころがあります!
雪吊り作業
冬の兼六園の代名詞「雪吊り」ですが、
例年11月に入ると雪吊り作業がはじまり、
12月の中頃まで、園内で庭師さんが雪吊りを
行っている作業を見ることが出来ます。
©石川県観光連盟
雪吊りのトップバッターは
兼六園を代表する名木「唐崎松」から。
「唐崎松」の雪吊り作業から順番に
他の木にも雪吊りを施していき、
北陸の湿気を含んで重い雪から木を守ります。
春になって雪吊りを外すのは、順番に作業を進め、
最後に「唐崎松」を外します。
「唐崎松」はとても特別扱いされているんです。
桜
10月に花を付けることから
十月桜と呼ばれる桜が
この時期から4月にかけて
断続的に可憐な花を咲かせ、
紅葉と桜の両方が楽しめますよ!
冬桜は「根上の松」を目指して行って、
花見橋・千歳橋の間に
2枚の板を合わせた小さな橋「ちがい橋」の所にあります。
十月桜は千歳橋寄り、売店近くで観る事ができます。
紅葉の見どころマップ
兼六園紅葉シーズンのライトアップ
金沢城・兼六園 四季物語 秋の段
兼六園以外に金沢城公園、玉泉院丸庭園と
兼六園周辺でライトアップが施されます。
お昼の兼六園とはまったく違う表情なので
ライトアップされた紅葉を眺めて秋の夜長を
過ごすのも素敵ですよ。
【ライトアップ期間】2019年11月2日(土)~24日(日)
【ライトアップ時間】17:30~21:00
※入園は20:45まで
【ライトアップ時間の入園料】無 料(日中は有料)
17時に一旦閉園し、17時30分から入園無料で入場開始します。
兼六園ライトアップ時間帯の入園口
夜間開園に向かない一部エリアを閉門され
入園口が限られてますので、注意してくださいね!
ライトアップ時間帯の入園口は
●蓮池門口(茶屋通り側)
●真弓坂口
●小立野口
のみ利用可能です。
上記の見どころマップ□の入園口です。
ライトアップ以外にもイベントが開催されます。
おもてなしカフェ
開催日:11月2日、9日、16日、23日(土)
開催場所:霞が池周辺
蓮蒸し饅頭や辻口博啓さんの創作菓子などを販売
「蓮蒸し饅頭」
加賀料理には欠かせないれんこんを
白小豆あんにすり込んだ
もちもちのおまんじゅうです。
KANAZAWA ART SHOW
開催日:11月2日(土)、3日(日・祝)、9日(土)
16日(土)、23日(土)
お隣の玉泉院丸庭園で
映像・音楽・パフォーマンス・光の
アートショーが初開催されます!
プロデュースは立川直樹さん。
立川さんとともに松任谷由実さんも
音楽を選曲してるそう!
兼六園の無料開放
文化の日
11月3日(日・祝) 8:00~17:00
文化の日は日中・ライトアップ時間
(17:30~21:00)も
終日無料です。
県民観賞の日
石川県民の方は毎週土・日曜日は
入園料免除となります。
公的機関が発行する運転免許証・保険証等で
県民である証明の提示が必要です。(コピー可)
早朝無料時間帯
通常の有料時間15分前に
退園しなくてはいけませんが、
早朝だと無料になります。
9月1日~10月15日 朝5:00~(6:45までに退園)
10月16日~10月31日 朝5:00~(7:45までに退園)
11月1日~2月末日 朝6:00~(7:45までに退園)
※早朝入園口は蓮池門口・随身坂口のみ
兼六園を見るための所要時間は
だいたい90分くらいかかるので
少し急ぎ足観光になるかもしれません。
兼六園空いている時間帯
平日は比較的空いています。
ツアーの団体客が来園すると
一気に兼六園の人口密度が高くなるので
午前11時頃までがおすすめ。
早朝無料の時間帯でしたら、
人も少なくガラガラ貸し切り状態なので
早起きさんは三文の徳です。
ライトアップ時間帯では
ライトアップ開始の17:30から
19時頃までは混雑しやすいので
混雑を避けるなら19時以降がおすすめ。
兼六園基本情報
所在地:〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
TEL:076-234-3800/石川県金沢城・兼六園管理事務所
バスでのアクセス
JR金沢駅より
北鉄バス11・12・91番系統などで15分
●金沢駅―「兼六園下」下車
最寄りの入園口:石川門口・桂坂口
●金沢駅―「広坂」下車
最寄りの入園口:玉泉院丸口・真弓坂口
●金沢駅―「出羽町」下車
最寄りの入園口:小立野口
「城下まち金沢周遊バス」
「兼六園シャトルバス」で15分
「兼六園下(石川門向い)」下車、徒歩すぐ
タクシーでのアクセス
金沢駅より 約10分
タクシー料金 1270円~
※道路状況により料金前後します。
車でのアクセス
●北陸道金沢東ICから国道359号経由6km12分ほど。
●北陸道金沢西ICから国道8号経由9km15分ほど。
●北陸自動車道 金沢森本ICから約20分ほど。
駐車場
兼六駐車場
所在地:金沢市小将町1-53
TEL:076-263-1814
普通車482台可能
兼六駐車場料金
最初の1時間350円 超過30分毎150円
22:00~翌8:00 1泊1,030円
兼六駐車場利用時間
24時間(年中無休)
兼六園の有料開園時間
10月16日~2月末日 8:00~17:00
3月1日~10月15日 7:00~18:00
定休 無休
兼六園の入園料
大人(18歳以上) 310円
小人(6歳~18歳未満) 100円
入園料免除の方
●65歳以上の方
公的機関が発行する運転免許証・保険証等で
年齢証明の提示が必要です。(コピー可)
●障がい者の方
身体障害者手帳、精神障害保健福祉手帳、
療育手帳の提示が必要です。(介護者1名も無料)
●その他の方
生活保護施設、身体障害者更生養護施設、児童福祉施設
または老人福祉施設に入所している方で、
その旨を証する書面を所持する方。