特別名勝「兼六園」の
成巽閣付近・随身坂口より
広がる約3000平方mの梅林。
この梅林は昭和43年(1968)に
明治百年記念事業として
北野天満宮、大宰府や湯島天神、
水戸偕楽園などの協力により
全国の名梅を集めて造成されました。
現在は約200本の梅があり、
そのうち白梅約130本、紅梅約70本。
白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など
約20種類200本が咲き誇ります。
前田家の紋章も梅の花からとった
梅鉢(うめばち)の紋章になっており、
市民に親しみのある木として
「市の木」がありますが、
金沢市の木は当然「梅」が選ばれおり、
市のマークや様々なお土産のモチーフとしても
よく梅を見かけるほど、
梅は身近なものとなっています。
梅の開花時期
早咲きの梅は1月下旬頃から咲くものですが、
金沢はまだ冬まっさかりで暖かければ
2月初旬で数輪見る事ができる程度です。
3月上旬から様々な梅が見ごろになります。
梅の見ごろ時期
2月初旬
八重寒紅梅 山茶花(さざんか)が
ちらほら見る事ができます。
「八重寒紅梅」
3月上旬
八重寒紅梅、緋の司、冬至梅、
梅林の中でも本数の多い梅
「白加賀」も3月上旬が見頃。
「白加賀」
3月中旬
青軸、道知辺、紅梅 しだれ梅や鴬宿、
マンサクの満開や冬桜や白椿と
梅以外も花盛りになります。
「道知辺」
3月下旬
濃い紅色の鹿児島紅、豊後に
バラのような華やかな麻耶紅梅が咲き誇ります。
「麻耶紅梅」
樹齢200年といわれる巨樹は今年も花が開くか!?
とドキドキハラハラさせられる時期でもあります。
兼六園の梅林が一番きれい時期 3月上旬~下旬
満開時期は例年3月上~中旬だと言われています。
特に3月中旬は梅林が1番賑わう時期です。
梅以外にもカラミザクラとともに
白や赤の椿も楽しめます。
3月上旬からは次々と梅の花が咲き始め、
冬の名物「雪つり」の
冬の名残りと春の訪れを同時に楽しめます。
「雪つり」は日本海の湿気を多く含んた雪から
木々の枝折れを防ぐために
専門の技術を持った庭師さんが
雪が降る前から施します。
金沢市のいたるところで見られるものですが、
兼六園では3月15日ごろまで実施されています。
アクセス
〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
TEL:076-234-3800/石川県金沢城・兼六園管理事務所
公共交通機関利用
JR金沢駅よりバス利用
北鉄バス11・12・91番系統などで15分
金沢駅金沢城公園(石川門口)・兼六園(桂坂口)
兼六園下」下車
金沢駅金沢城公園(玉泉院丸口)・兼六園(真弓坂口)
広坂」下車
金沢駅 出羽町」下車 兼六園(小立野口)
城下まち金沢周遊バスで15分
「兼六園下(石川門向い)」下車、徒歩すぐ
車利用
北陸道金沢東ICから国道359号経由6km12分ほど。
北陸道金沢西ICから国道8号経由9km15分ほど。
北陸自動車道 金沢森本ICから約20分
駐車場
兼六駐車場 普通車482台
金沢市小将町1-53 TEL.076-263-1814
兼六駐車場料金
最初の1時間350円 超過30分毎150円
22:00~翌8:00
1泊1,030円
ガイドマップ・兼六駐車場案内PDF
周辺にもコインパーキングがたくさんありますが、
観光シーズンは兼六園周辺アリアの駐車場は
どこも混みあっています。
akippaでは付近の駐車場空き状況や料金が見れ、
会員登録をすると駐車場が予約できます。
兼六園利用案内
兼六園の有料開園時間
10月16日~2月末日 8:00~17:00
3月1日~10月15日 7:00~18:00
定休 無休
入園料
大人(18歳以上) 310円
小人(6歳~18歳未満)100円
入園料免除の方
●65歳以上の方
公的機関が発行する運転免許証・保険証等で
年齢証明の提示が必要です。(コピー可)
●障がい者の方
身体障害者手帳、精神障害保健福祉手帳、
療育手帳の提示が必要です。
(介護者1名も無料)
●その他の方
生活保護施設、身体障害者更生養護施設、
児童福祉施設、老人福祉施設に入所している方で、
その旨を証する書面を所持する方。
●県民観賞の日
石川県民は、毎週土・日曜日は入園料免除となります。
ただし、公的機関が発行する運転免許証・保険証等で
県民である証明の提示が必要です。(コピー可)
早朝無料時間帯
通常の有料時間15分前に退園しなくてはいけませんが、
早朝だと無料になります。
ちょうど梅のシーズンに
早朝無料時間が切り替わりますので
注意してくださいね。
11月1日~2月末日 早朝6:00~(7:45までに退園)
3月1日~3月31日 早朝5:00~(6:45までに退園)
※早朝入園口は蓮池門口・随身坂口のみ
兼六園を見るための所要時間は
だいたい90分くらいかかるので
少し急ぎ足観光になるかもしれません。
ライトアップについて
金沢城・兼六園ライトアップ【冬の段】が開催されます。
ライトアップ期間
2月8日(土)~16日(日)
毎日17:30~21:00まで
冬の兼六園の代名詞の雪つりが実施されている中の
ライトアップなので幻想的ですよ。
お隣の金沢城、玉泉院丸庭庭園も合わせてどうぞ。
兼六園のクーポン券
兼六園+1(プラスワン)利用券があります。
500円で有効期限が2日間あり
兼六園とその付近の観光施設(1施設(常設展))
が割引になります。
金沢城内の見学や兼六園近くで
もっと観光をと思っているなら
兼六園+1(プラスワン)利用券がお得です。
兼六園や下記施設で購入できます。
●金沢城菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓
●藩老本多蔵品館
●石川県立歴史博物館
●石川県立伝統産業工芸館
●石川四高記念文化交流館
●石川県立美術館
2月いっぱいはまだ雪が残っている季節なので
温かい服装、雪で滑らない足元でお越しください。
お車の方はスタッドレスタイヤ装備ですよ!