梅干しの効果で夏バテ、食中毒、骨粗しょう症予防 おすすめ梅干しはこれ

梅酢でスポーツドリンクを自作してから、

梅干し効果にびっくりしてましたが、

「梅干しは体にいい」は有名だけど、

梅干しには一体どんな効果があるんだろう?

調べてみて、わぁ~すごいと思ったことと

困ったことについて紹介します。

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梅干しの効果

食欲増進・消化を助けてくれる

「梅干し」と聞いて、

あごのあたりや奥歯のあたりがきゅ~となって

この記事を読みながらもうすでに

唾液が出ている人もいるんじゃないかしら?

これもレッキとした梅干し効果なのです。

梅干しの酸っぱさが舌にかんじると、

消化器官にそれが伝わって、消化液が分泌され、

胃や腸が活発に動くようになることによって食欲が出てくるんです。

夏バテで食欲がない時にいいですよね。

そして、この唾液には「プチアリン」という酵素が含まれていて、

ごはんパンなどのデンプン質の消化を促す働きをもっているのです。

しかも、梅干しを感じて出た唾液の量はレモンの2倍だそうです。

疲労回復に役立つ

運動して筋肉痛になるのも、乳酸がたまっているから。

肩コリがひどくて、肩や首元がゴリゴリになっているのも

乳酸がたまっているから。

梅に含まれているクエン酸

疲れのもととなる乳酸の分解を助け回復するとされています。

疲労物質の乳酸を水と炭酸ガスも分解して、

体外に排出してくれる働きがあるのです。

骨を丈夫にする働き

骨を丈夫にするってカルシウムでしょ?

なんで梅干し!?

こちらも「クエン酸」のおかげ。

「クエン酸サイクル」と呼ばれる仕組みの中でクエン酸が素となり

吸収されにくいカルシウムを吸収しやすい

コロイド状に変えてくれるのです。

クエン酸を含む酢の物や梅干しはカルシウムの吸収を助けてくれ

骨粗しょう症の予防にもなるのです。

梅干し、スゲーェ。

殺菌作用で食中毒予防

保存食としての梅干しは

強い殺菌・抗菌作用があるのは有名ですね。

梅干しに含まれている塩分とクエン酸などの酸が

強力な殺菌効果を発揮するのです。

食中毒の原因となる
・大腸菌O-157
・サルモネラ菌
・コレラ菌
・赤痢菌
などに対して、梅干しの抗菌作用の力が認められているそうです。

梅雨時のお弁当のいたみが気になる時や

お腹の調子が悪い時にも梅干しは役立ちます。

血行改善

梅には梅ポリフェノールが含まれています。

梅ポリフェノールは血流をよくするだけでなく、

血管の老化を防いでくれる働きがあるのです。

血液サラサラ効果で、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの予防にも。

血行がいいというのは冷え性や美肌にも欠かせませんね。

身体のバランスを整える

加工食品や肉類や卵、砂糖、乳製品、米、パン、アルコールなどは

酸性食品です。

東洋医学では体を冷やす「陰」の食べ物なのです。

梅干しはアルカリ性食品で

東洋医学で体を温める「陽」の食べ物。

特に女性は筋肉量が少なく、 月経によって、血液とともに さらに体温が奪われやすいので、 冷え症になりやすい身体のつくりになっています。...

酸性に傾いた身体を梅干しのアルカリ性で

バランスを調整してくれる役割を持ちます。

ナトリウム
マグネシウム
カリウム
リン
鉄分
カルシウム
などのミネラルを多く含んでいるので日頃のミネラル不足にも

一役買ってくれるのです。

長々と梅干しの効果について書いたけど、
一言で代弁してくれている一文がありました。

梅の実にはクエン酸が多く
アミグダリンと言うビタミンB17を多く持っています。
毒消しや殺菌力が強く、細胞に活力を与え、
カルシウムの吸収を助け、腸の有効菌を育てる。
血液浄化をして、疲労回復をする大切なものです。

東城百合子先生の「自然療法」から

どんな梅干しを選べばいいの?

梅干しの効果ってすごい!!!と思って、

勇み足でスーパーに梅干しを買いに行ったんです。

ところが・・・

梅干し売り場にたくさん並んでいるのに

「梅干し」がなかったんです・・・。

たくさんあったのは「調味梅干し」

梅干しのパッケージを裏返して原材料表記のラベルを見てみると

「調味梅干し」ばかり。

調味梅干し・・・

還元水飴・果糖ブドウ糖液糖・醸造酢・調味料に甘味料、酸化料、野菜色素
V,B1入り

これも!

これも!

見よ!この添加物山盛りの現状。

「紀州梅」と謳いながらも、原産国中国ってどうよ?

私が欲しかったのは「梅干し」なのに・・・。

梅干し難民、梅干しジプシーになりました。

「調味梅干し」とは

「調味梅干し」とは

調味液につけて作った梅干しのことで、

塩漬けして天日干しをした梅干しを水やお湯で塩抜きしてから

調味漬けして味付けしてある梅干しのこと。

赤紫蘇と一緒に漬け込んで赤く染めて風味をつけたしそ漬け梅干し、

昆布と一緒に漬け込んで味をつけた昆布梅干し。

はちみつを加えて甘くしたはちみつ梅干しや

かつお節を加えて作るかつお梅干しも

「調味梅干し」にジャンル分けされます。

塩分を下げているので保存料が使用されていたり、

旨味を加えるために旨味調味料が使用されています。

甘味をつけるためにステビアやアスパルテームなど人工甘味料が

使われているものも。

見栄えをよくするために着色料を使っていたりと、

身体によい食べ物を求めているのに、

添加物まみれじゃせっかくの「梅干し効果」も半減ですね。

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「梅干し」とは

昔ながらの伝統で作る梅干しのことで、

使用する原材料もシンプルな

梅と食塩のみで作ったもの。

6月の収穫時期に黄色く熟した梅を塩漬けします。

その塩漬けした梅を天日干しで干しあげたものが梅干しとなります。

塩分が高いことから保存食として昔から重宝されてきました。


そうそう!
私が欲しかったのは

昔ながらの

おばあちゃんが漬けてくれた梅干し

なのよー!

おすすめ梅干し

和歌山県龍神村で作られた

無農薬栽培・無化学肥料の

龍神梅さんの梅酢を愛用して以来

梅干しもこちらを愛用中。

梅酢同様、

有機JAS規定の

「天然由来の農薬なら使用しても良い」という

天然由来の農薬さえも使っていない

無農薬栽培・無化学肥料のオーガニック梅干し。

本当にシンプルな梅干しです。

 
 
 
 
 
こちらは奈良産の梅干し
 
放射能検査済みというのも安心感がありますね。

龍神村の梅干しがなくなったら試してみたいです。
 

まとめ

梅干しはデトックス効果、疲労回復、殺菌力が強く、

カルシウムの吸収を助け、腸の有効菌を育てて

細胞に活力を与え、血液浄化をするスーパーフードでした!

日本人の知恵ってすごいなぁ。

でも、「梅干し」まがいもたくさんあって、

なかなか見つかりにくいのも現状でした。

みなさんも昔ながらのシンプルな材料でできた梅干し

で健康に過ごしてみてはいかがでしょうか。

 
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