大人だけではなく子供の花粉症も年々増加しています。
大人だって花粉症対策しててもツラいのに、
意識して花粉症対策できないちびっこ達は
もっともどかしいはず。
できるだけ楽になるように対処するには
どうしたらいいのでしょうか?
花粉症の子供にしてあげれる対策
家の中の掃除をこまめにしたり、
空気清浄機を使ったり、
マスクをして花粉の侵入を防ぐ対策は王道なのですが、
子供の場合、なかなかマスクを付けてくれないもの。
遊びまわってるうちに、マスクがずれて、
鼻まるだしになってるし・・・=3
なるべく花粉を寄せ付けないために
衣服の種類に気をつかいましょう。
ウールの衣類は、
花粉がたくさんつきやすいといわれているので
避けるようにします。
服の表面に凹凸のある服は花粉が付着しやすいのです。
ウールのコートやセーター、コーデュロイ素材の
もこもこ、ふわふわ、ぼこぼこした素材
服に花粉が付きにくい素材
服の表面に凹凸がなくつるつるとした素材。
静電気によって花粉を吸い寄せてしまうので、
静電気防止のため帯電しにくい綿・麻
の天然素材を選ぶようにします。
※パーカーなどのフード付きの洋服もかわいいのですが、
フード内に花粉がたまってしまい、落としにくいこともあり、
アレルギー症状がある季節は避けておきましょう。
花粉は衣服から発生する静電気で付着することも
多いので、
外出前に静電気防止スプレーをかけておけば、
衣類に付着する花粉の量を減らせます。
静電気防止スプレーエレガートの活用が便利ですが、
エレガートの代用を手作りできますので、
こちらもご参考に。
子供は背が低く、地面に落ちた花粉の舞い上がりの影響を
ダイレクトに受けてしまいますから、
つば付きの帽子をかぶらせておくのも
花粉が付着を防ぐのに効果的です。
花粉症対策 子供の目にかゆみには
大人が付ける花粉侵入防止ゴーグルだって
いまいち付ける気にならないのに、
子供がゴーグルをつけるとなると
転倒した時の事も考えて、
ためらってしまいますよね。
目薬だってうまくさせないですし。
目を痒がったりしている場合、
顔を洗うのが1番ですが、
なかなか外出先で洗えなかったりするもの。
そんな時はポケットタイプのウエットティッシュで
目のまわりを重点的に拭いてあげましょう。
「除菌」「消毒」と書かれたウエットティッシュには
アルコールを含んでいる商品もあるため、
商品表示を確認してノンアルコールタイプを
選ぶようにします。
なかなか痒みがひかず、目元をかき続けている時は
炎症が起きているので、保冷剤で冷やしてあげると
かゆみが気にならなくなりますよ。
保冷材は100均にも売っていますし、
ケーキを買った時に付いてくる保冷剤を
捨てずに保管しておきます。
冷えた保冷剤を直接肌に当てると冷え過ぎなので、
薄手のハンカチを保冷材に巻いて冷やしてあげましょう。
この方法は乾燥で肌がかゆくなって、
掻きむしってしまうコにも効果的です。
子供の花粉症対策 鼻づまりには
花粉症の場合鼻の中の粘膜の充血で鼻水、鼻づまりを
引き起こしますが、子供は鼻腔内が狭いため、
鼻づまりになるコが多いようです。
鼻の中の粘膜に直接花粉がつかないように、
鼻にワセリンを塗ると鼻の粘膜を保護してくれます。
ワセリンに花粉が吸着して、粘膜に直接花粉がつくのを
防止してくれるのです。
ワセリンの塗り方
ワセリンを綿棒にたっぷりとる
↓
鼻の中に綿棒を入れ、まわし塗る
↓
鼻の中にいきわたらせるように、
少し鼻を押さえる。
1日数回、鼻をかむ度にこまめにしてあげましょう。
ワセリンは薬局、ドラッグストアで買えます。
「白色ワセリン」が有名ですが、
最近は子供用ワセリンも色々と販売されています。
もっとも純度が高い日興リカの「サンホワイト」や
病院などでも処方されることの多い「プロぺト」(丸石製薬)
もおすすめです。
花粉症の子供 対策方法まとめ
花粉症は大人でも辛いものですが、
子供の場合は症状や状態などうまく表現できない
ので、花粉の季節は鼻づまりのため口で呼吸していないか、
目が痒がっていないか注意して様子を見てあげてくださいね。
症状がひどい場合は
病院で医師に診断をしてもらうようにしましょう。